2018.09.20 Thu
新着情報:ダブルミーニングに気を付けましょう
「はしのはし」
皆さん、この意味をどう解釈しますか?
「橋の端」、「箸の端」、「端の端」、「箸の橋」
のどれかでしょうか?状況によっては「橋の箸」なんかもありえますかね?
しかし、このように文字で表現している場合は誤解はそれほど無いと思います。
普通「橋の端」のように漢字を使いますよね。
しかし対面、或いは電話での場合は漢字で伝わることはありません。
「はしのはし」と言った際、その時の状況や声のイントネーションで判断できる場合もありますが、誤解されることも多いです。
なので言い方を工夫、変えることが大切になってきます。
「橋の端」を伝えたいなら「はしのはしっこ」
「箸の端」なら「おはしのはしっこ」等ですね。
漢字を伝える場合も同じように誤解のしようがないように伝える、選択肢があるように聞いたら確実な方法で確かめましょう
例えば「名前はサイトウタイキ、難しい”さい”に藤の花の”とう”、太いの”たい”に樹木の”き”」
と聞いた場合、籐と太は大丈夫だと思いますが、齋か齊、樹か木かは判断難しいと思います。
なので、サイは下が示すの方か月の方か、キは樹木の樹か木かはしっかり確認しましょう。

他にも、
『大きくて白い取っ手があるカップ』
大きいのは取っ手でしょうか?カップでしょうか?
白いのは?どっちでしょう?
もし大きくて白いのがカップの場合は
「取っ手がある大きくて白いカップ」
と言い換えれば一意となります。
取っ手が大きくて白い場合は
「カップの取っ手が大きくて白い」
などと言い換えた方が良いでしょう。


小さなことでも後々トラブルになることがあり得ます。
何かを伝える時は複数の意味で伝えることのないよう、また聞いたときは選択肢を潰して誤解を生まないようにしましょう。