Messaging APIのLINE通知とChatworkのチャット通知のグループ通知サービスの徹底比較！

LINE Notifyの提供終了までに、Messaging API（LINE公式アカウントの通知サービス）を活用した、通知設定方法にお切り替えをさせていただくことで、LINEグループへの通知設定は可能でございますが、2025年4月1日ご利用分から「LINE通知オプション」として、有償でのご提供とさせていただきます。
併せて、ビジネスチャットツールのChatworkを活用した、Chatworkグループ通知へのお切り替えは無償対応とさせていただきます。

また、比較検討をされたい企業様向けに、サービスや料金の違いについて本記事にまとめましたので、最後までご一読いただければと思います！

Messaging APIとChatworkのサービス比較

どちらのサービスもグループウェアとして有名なツールですが、
企業によってビジネスチャットツールを導入せず、LINEグループで連絡をしている企業様も多いのではないでしょうか。
一方で、プライベートで使用しているツールを社内外で利用したくない。という理由や、
ビジネスチャットの利便性の向上や利用者の増加に伴い、Chatworkユーザーも増加しております。

そこで、ユーザー・現場目線ではなく、企業・管理者（開発含む）目線での比較内容にスコープを当てて、どちらのツールの方が自社に合うツールか、比較の参考にしていただければと思います。

機能・サービスの比較

チャットワークとLINEは、どちらもコミュニケーションツールとして広く利用されていますが、管理者や開発者の視点から見ると、それぞれに特徴があり、使い方や管理方法に違いがあります。以下は、管理者と開発者目線でのチャットワークとLINEのサービス比較です。

項目	Chatwork	Messaging API
ターゲットユーザー	企業・団体	個人・企業（主に顧客向け）
管理機能	高度なユーザー管理、グループ管理、セキュリティ	限られた管理機能、顧客対応重視
開発者向け機能	API、Webhook、ボット機能、業務効率化ツール	LINE Messaging API、ボット開発、マーケティング機能
セキュリティ	高度な企業向けセキュリティ	基本的な暗号化とセキュリティ
強み	業務効率化、社内連携、セキュリティ	顧客向けサポート、インタラクティブなユーザー体験

Chatworkは、特に企業や団体の管理者にとって、ユーザー管理、グループ管理、セキュリティ面で優れた機能を提供します。業務向けのツールとして、APIやWebhookを使った高度な連携機能が充実しており、内部ツールとの連携や業務の効率化に向いています。

LINEは、個人向けや顧客向けの対応が得意で、顧客サポートやマーケティング機能に強みがありますが、管理機能やセキュリティの柔軟性ではChatworkに及びません。
顧客向けのマーケティングやカスタマーサポートに強みがあり、LINEボットやMessaging APIを活用したインタラクティブなユーザー体験の提供に優れています。

結論として、Chatworkは企業内の業務連携や管理機能に強みを持ち、LINEは顧客とのインタラクションやマーケティングにおいて優れた機能を提供しています。どちらのツールを選ぶかは、企業のニーズに応じた使い方に依存します。

料金の比較

ChatworkとLINEの費用について、各サービスのプランや価格設定を比較するための表を作成しました。
料金体系は随時変更される可能性があるため、正確な情報を得るためには公式サイトでの確認をおすすめします。

項目	Chatwork	Messaging API
無料プラン	あり	あり（LINEアカウントとして）
有料プラン	あり（ビジネスプラン、エンタープライズプラン）	あり（LINE公式アカウント）
無料プランの特徴	・メッセージの送受信・メッセージ閲覧:直近40日以内・ユーザー数:100人まで/組織・10GBのストレージ容量/組織・コンタクト数：組織外 20人/1ユーザー	・メッセージの送受信・通常のLINE機能・ユーザー同士のチャット
有料プランの料金	・ビジネスプラン: 月額 840円/1ユーザー・エンタープライズプラン: 月額1,440円/1ユーザー (※最小ユーザー数は5ユーザーです) ・年間契約なら2ヶ月分お得	LINE公式アカウント・ライト:月額 5,000円 (※月間 1,000通までのメッセージ送信) ・スタンダード:月額 15,000円 (※月間 15,000通までのメッセージ送信) ・プレミアム:月額 100,000円 (※月間 50,000通以上のメッセージ送信)
追加費用	ファイルの追加ストレージや特定機能を使う場合、追加料金がかかる場合がある	・メッセージ送信数を超過すると追加費用が発生（メッセージ送信数による）・リッチメニューやカード、クーポンの利用には追加費用がかかる
機能制限	無料プランでは、メッセージの閲覧期限や組織外ユーザーとのコンタクト数の制限あり	無料プランでのメッセージ配信数や機能制限があり、上限を超えると課金が必要
最小契約人数	・ビジネスプラン: 1ユーザーから利用可能・エンタープライズプラン:5ユーザーから利用可能	1アカウント（公式アカウントは1企業単位）
契約期間	月額、年額契約	月額契約

Chatworkの有料プランは、主に社内向けや企業間向けに機能が強化されています。特にビジネスプランやエンタープライズプランでは、メッセージ履歴の保持やストレージ容量の増加、チーム運営に便利な管理機能が提供されます。

LINEの有料プランは、主に顧客向けのマーケティングや通知配信機能が中心で、無料プランでも個人間のメッセージや基本的な機能は使用できます。LINE公式アカウントの利用に関しては、メッセージの送信数や特定のマーケティング機能に応じて料金が発生します。

メリット・デメリットの比較まとめ

Chatworkは、企業間やチームの内部コミュニケーションを目的としたツールであり、管理機能やコストパフォーマンスを重視する企業に向いています。

LINEは、主に顧客とのやり取りやプロモーション向けの機能が豊富で、個別アカウントや公式アカウントを使ったマーケティング活動に適しています。

契約プランについては、企業の規模や利用目的に応じて、最適な契約プランを選ぶことが重要です。

Chatworkのフリープランor有料プランの比較

Chatworkの無料プランと有料プランの比較をまとめました。
それぞれのプランの違いを理解することで、どのプランが自分の利用ニーズに合っているかをご参考にしていただければと思います。

フリープランと有料プランの特徴

Chatworkのプランごとの機能の違いについては、Chatwork社の公式ページからもご確認いただけます。
それぞれのプランのターゲットや管理者目線・使用者目線での特徴を文章形式でまとめました。

フリープラン

●ターゲット:
・個人利用者や小規模チームを対象。初期コストをかけずに、基本的なチャット機能を活用したいユーザー向け。

●使用者目線:
・最低限の機能で十分な場合に適している。
・メッセージ履歴の保存期間が短いため、長期間の記録が不要なケースに便利。
・広告が表示される点はやや煩わしいが、コストを重視する場合は妥協点となる。

●管理者目線:
・ユーザー管理機能が限定的なため柔軟性に乏しく、チーム内の統制や管理を行う場合には負担が増える。
・外部連携が限定的で、複雑なワークフローには対応が難しい。

ビジネスプラン

●ターゲット:
・チャットが無期限/無制限で保持されるので中小企業や、部門単位、取引先など外部とのやり取りに適している。よりスムーズなチーム運営や、必要最低限のセキュリティを求める組織向け。

●使用者目線:
・絞り込み検索やより多機能なチャットが使えるため、業務効率化が可能。
・フリープランでは利用できない、予約投稿などの新機能が利用可能。
・広告が非表示となり、快適な利用環境を提供。

●管理者目線:
・ユーザー管理機能が搭載され、チーム内の統制が容易。
・コストパフォーマンスを重視しつつ、最低限の管理機能を必要とする中小企業に最適。
・API連携やGAS開発によりチャットの自動化が可能

エンタープライズプラン

●ターゲット:
・大規模な組織やセキュリティ重視の企業向け。高い信頼性やカスタマイズ性を必要とする顧客。

●使用者目線:
・大人数での利用に最適で、チャットログのエクスポートが可能。
・セキュリティの厳格さにより、機密性の高い情報を扱う業務に適している。
・専用サポートが受けられるため、問題解決のスピードが速い。

●管理者目線:
・監査ログやデバイス管理、詳細なアクセス制御により、セキュリティの高度化が可能。
・複数拠点や大規模組織の複雑なニーズに応える機能を備える。
・カスタマイズ性が高く、組織の要件に応じた最適な運用が実現できる。

このように、各プランは組織の規模やニーズに応じた特徴を持っています。選択時には、予算や目的に応じて最適なプランを選ぶことが重要です。

Chatworkの契約プランで抑えるべき6つポイント

1. 月額料金:
フリープランは基本的に無料で提供されていますが、機能に制限があります。
有料プランは月額約840円/ユーザーの料金がかかりますが、機能の追加やサポートが充実しています。

2. ビデオ通話:
フリープランでは最大2人でのビデオ通話が可能です。
有料プランでは最大14人までのビデオ通話が可能となり、チームや企業規模での会議に対応します。

3. 組織外コンタクト数:
フリープランでは組織外ユーザーとのコンタクト数が20ユーザーまでに制限されています。
グループチャットで外部の企業と繋がることは可能です。
有料プランでは無制限でコンタクト追加でき、企業間での複数のプロジェクトや社内チーム間での利用が可能です。

4. ユーザー管理・権限設定:
フリープランではユーザー管理機能が限定的になります。
有料プランでは、チームやプロジェクトごとの権限設定やユーザー管理が可能となり、組織全体の管理がしやすくなります。

5. メッセージ機能:
フリープランでは、直近40日以内のメッセージ履歴に対する閲覧が可能ですが、それ以降の過去のメッセージは閲覧できません。
※データ自体が削除されている訳ではないので、プランアップグレード後に過去分のメッセージもすべてご確認いただけます。
有料プランでは、無制限で全履歴を閲覧することができます。

6. セキュリティ:
無料プランでは基本的なセキュリティ機能がありますが、企業利用に求められるような強固なセキュリティ機能は限られています。
有料プランでは、2段階認証や管理者向けの詳細な権限設定など、高度なセキュリティ対策が施されています。

Chatworkのプランの比較まとめ

個人利用や小規模なチームの場合は、フリープランでも十分に機能を活用できるでしょう。
グループチャットや基本的なメッセージの送受信、ファイル共有などを行うには無料プランで問題ありません。
企業内で部署が分かれている場合や企業間でのチャットがメインの場合は、有料プランが必要です。
特に、大人数でのビデオ通話、高度なタスク管理機能、API連携など、業務に必要な追加機能が多く、より効率的に利用できます。
どちらのプランを選ぶかは、利用目的やチームの規模に応じて最適なものを選択してください。

BONZ社でChatworkを契約する特典

ボンズコミュニケーションは、Chatwork正規販売代理店として、約1,500ユーザー様へご提供させていただいております。
契約先がボンズコミュニケーションとなりますので、ユーザーの追加が減少などのお申し込みをボンズコミュニケーション宛にいただくだけで、Chatworkの機能や環境はお変わりなくご利用いただけます。
また、代理店契約でご利用いただけるユーザー様限定の特典をご用意しております。

代理店契約の特典

特典①ライセンス料金を割引価格でご提供

弊社の代理店経由でお取次した場合のChatworkライセンス料金を割引しております。
弊社が提供しているChatworkの価格は下記です。

プラン名	通常価格	BONZ価格
ビジネスプラン月額	840/月/ユーザー	740/月/ユーザー
ビジネスプラン年額	8,400/年/ユーザー	7,400/年/ユーザー
ビジネスプラン年額	（月額換算） 700円/月/ユーザー	（月額換算） 616円/月/ユーザー
エンタープライズプラン月額	1,440/月/ユーザー	1,240/月/ユーザー
エンタープライズプラン年額	14,400/年/ユーザー	12,400/年/ユーザー
エンタープライズプラン年額	（月額換算） 1,200円/月/ユーザー	（月額換算） 1,033円/月/ユーザー

※クレジットカード払いをご希望の場合、月額+20円/ユーザー、年額+200円/ユーザー分が追加で課金となります。

特典②利用開始月のライセンス利用料を無料でご提供

代理店契約の場合、月途中でのご契約でも、翌月1日から課金開始とさせていただいております。
例）11/1に利用開始　→ 12/1契約開始月

特典③【新規限定】年末キャンペーンでもう1ヶ月分無料でご提供

2024年12月1日から2024年12月31日迄に、Chatworkの有料プランを新規でお申し込みをいただいた企業様を対象とした、期間限定のお得なキャンペーンを開始します。

キャンペーンのプレスリリースはこちら

Chatworkを代理店契約で利用している企業の特徴

当社のChatwork代理店契約をしていただいている企業様のよくあるお悩みやお声をまとめました。

・Chatworkの有料プランを利用したいがコストをかけたくない
・Chatworkの機能や使い方、運用方法などについてアドバイスをしてほしい
・すでにChatworkを有料プランで企業利用しているが、利用者本人のクレジット決済で登録をしており、企業のクレジット決済にまとめたい

このような、お悩みやご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。